专利摘要:

公开号:WO1991008525A1
申请号:PCT/JP1990/001548
申请日:1990-11-28
公开日:1991-06-13
发明作者:Ken Takenouchi;Kazuyuki Kurosawa;Makoto Horiguchi;Tsuneo Imatani;Hideo Kurashima
申请人:Toyo Seikan Kaisha, Ltd.;
IPC主号:G03H1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] ホ ロ グ ラ ム 乃至回折格子付金属容器
[0003] 技術背景
[0004] 本発明 は 、 容器表面 に レ リ ー フ 型 ホ ロ グ ラ ム 乃至 レ リ ー フ 型回折格子が形成 さ れ て い る 金属容器及 びそ の製法 に 関す る 。
[0005] 従来 の技術
[0006] ホ ロ グ ラ ム は物体の三次元像の再生が容易 で あ る と 共 に 、 虹色 に 光 る 装飾性 を有 し て お り 、 ギ フ ト 、 ノ ベ ル テ ィ 、 或 は 子供 の 玩具等 の デ ィ ス プ レ イ の 分 野 、 或 は 書 籍、 雑誌の表紙、 挿絵等の 出版 · 印刷の分野 に 用 い ら れ て い る 。
[0007] 更 に ホ ロ グ ラ ム は多重記録、 或 は高密度記録 も 可能 で あ り 、 光メ モ リ ー と し て応用 さ れ、 そ の製造 に は精密機 器が必要 で あ る こ と か ら 、 容易 に 偽造 も で き な い の で 、 有価証券、 ク レ ジ ッ ト カ ー ド 、 I D カ ー ド 等の分野 で も 用 い ら れ て い る 。
[0008] ホ ロ グ ラ ム を包装材料或 は容器 に 付す る 提案 も 既 に 行 わ れ て お り 、 実開昭 6 2 - 1 4 3 6 6 3 号公報 に は 、 包 装材料の基材の一部 ま た は全面 に ホ ロ グ ラ ム が設 け ら れ て い る こ と を特徴 と す る 容器が記載 さ れ て お り 、 実開昭 6 3 - 7 0 9 3 4 号 ^報 に は 、 透明 な 円筒形状容器 の器 蓋の 内側或 は 外側 に マ ル チ ブ レ ッ ク ス ホ ロ グ ラ ム を付 し た こ と を特徴 と す る 容器が記載 さ れ て い る 。
[0009] ホ ロ グ ラ ム の複製 に つ い て は 、 感光材料 を 用 い て 露光 及び干渉等 に よ り 直接ホ ロ グ ラ ム を作成す る 方法 と 、 平 滑 な ブ ラ ス チ ッ ク 材料 に エ ン ボス加工 し て表面 レ リ ー フ 型の ホ ロ グ ラ ム を作成す る 方法が知 ら れ て い る 。
[0010] 容器 に ホ ロ グ ラ ム を形成 さ せ る 場合、 ホ ロ グ ラ ム を直 接容器側面 に 形成 さ せ る 方法 と 、 シー ル或 は ラ ベ ル に ホ ロ グ ラ ム を形成 さ せ 、 こ の シール或 は ラ ベ ル を容器側面 に 貼 り 付 け る 方法 と が考 え ら れ る が、 こ れ ら の方法 は何 れ も 次の欠点 を有 し て い る 。
[0011] 即 ち 、 現在行わ れ て い る 方法 ほ、 工具表面 に 形成 さ れ て い る 凹凸の形の ホ ロ グ ラ ム を溶融状態 に お い て ブ ラ ス チ ッ ク の表面 に レ リ ー フ の形 で写 し と る 方法で あ る が、 ブ ラ ス チ ッ ク は 、 溶融時 と 室温時 に お け る 密度差が大で 収縮傾向が大で あ り 、 寸法精度が低 く 、 微細 な パ タ ー ン の再現性 に 乏 し い 。 成形時 に 生ず る 内部歪 に よ り 、 ホ ロ グ ラ ム が変形 し や す い こ と も 難点 で あ る 。 ま た 、 容器側 面 に 直接ホ ロ グ ラ ム を形成 さ せ る た め に は 、 成形金型 に ホ ロ グ ラ ム 形成用 の凹凸面 を 予 め形成 さ せ て お く が、 ブ 口 一成形、 圧空成形等 に よ り 型内 で膨張さ れつ つ あ る 器 壁 は溶融状態 に あ る と し て も 、 金型表面 と 接触 さ れ る と 直 ち に 冷却固化が行わ れ る 中空成形容器の場合、 レ リ ー フ 型 ホ ロ グ ラ ム を忠実 に 形成す る こ と は か な り 難 し い。 一方、 シー ルや ラ ベ ル を貼着す る 方法で は容器の製造操 作 と 別 に 面倒で手数の か か る 貼着操作 が必要 で あ る と 共 に 、 容器 と ホ ロ グ ラ ム と が一体ィ匕 さ れ た も の で な い と い う 難点が あ る 。 発明の骨子
[0012] 本発明者等は、 凹凸の形で ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ て い る略平面状の版 と 、 平滑 な表面を有す る 金属素材 と を面 に 直角方向 に コ イ ニ ン グす る と き に は、 全 く 意外 に も 、 金属素材の表面 に レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム を転写 さ せ る こ と が可能 と な る こ と 、 及びか く し て形成 さ れ る ホ ロ ダ ラ ム は 、 凹凸模様の寸法精度や再現性及びホ ロ グ ラ ム の強 度や耐久性 に顕著 に優れて い る こ と を見出 し た。
[0013] ま た本発明者等は、 回折格子が形成 さ れ て い る 平面状 の版を 用 い て上記の様な コ イ ニ ン グ を行 な う こ と に よ り 金属素材の表面 に レ リ ー フ型回折格子を形成す る こ と が 可能 と な り 、 こ の様 な レ リ ー フ型回折格子が形成さ れ た 金属素材を用 い て得 ら れ る 金属容器は、 容器内圧の変化 を有効 に 検出 し得 る も の で あ る こ と を見出 し た 。
[0014] 従 っ て本発明の 目 的 は、 金属容器表面 に レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム が形成さ れ、 し か も ホ ロ グ ラ ム の凹凸模様の寸 法精度及び再現性 に も 優れて い る ホ ロ グ ラ ム付金属容器 及びそ の製法を提供す る こ と に あ る 。
[0015] 本発明の他の 目 的 は、 容器表面 に レ リ ー フ 型回折格子 が形成さ れ、 容器内圧の変化を有効 に検出 し得 る 金属容 器及びそ の製法を提供す る こ と に あ る 。
[0016] 本発明 に よ れば、 金属容器の表面の少な く と も 一部 に コ イ ニ ン グ に よ り 形成 さ れ た レ リ ー フ 型ホ ロ グ ラ ム ま た は レ リ ー フ型回折格子が形成 さ れて い る こ と を特徴 と す る 金属容器が提供さ れ る 。 本発明 に よ ればさ ら に 、 凹凸の形で ホ ロ グ ラ ム ま た は 回折格子が形成さ れて い る略平面状の版 と 、 平滑な表面 を有す る金属素材 と を面 に対 し て直角方向 に コ イ ニ ン グ さ せ、 該金属素材の塑性変形 に よ り そ の表面 に レ リ ー フ 型ホ ロ グ ラ ム乃至 レ リ ー フ型回折格子を転写さ せ る こ と を特徴 と す る金属容器の製法が提供さ れる 。
[0017] 図面の簡単な説明
[0018] 第 1 図 は、 本発明の レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム を作成す る た めの撮影工程 A 、 現像工程 B 、 金属版型の作成工程 C 及び金属素材の転写工程 D を示す説明図で あ り 、
[0019] 第 2 図 は転写工程 D の別の好適態様を示す説明図であ 0 、
[0020] 第 3 図及び第 4 図 ほ転写工程の更 に別 な好適態様を示 す説明図であ る 。
[0021] 第 5 図 は転写工程 D の別の好適態様を示す説明図で あ る 。
[0022] 第 6 図 は、 回折格子が形成さ れ た金属容器を 用 い て の 容器内圧の変化を検出す る た めの装置の一例を示す図で あ り 、
[0023] 第 7 図は、 第 6 図 と は別の例を示す図で あ る 。
[0024] 発明の詳細
[0025] 本発明 に お い て 用 い る コ イ ニ ン グ (圧印加工) ほ、 表 面 に 凹凸の あ る 版 (型) で圧 し、 表材面 に型模様を つ け る加工法で あ る が、 こ の よ う な コ イ ニ ン グ で微少凹凸の ホ ロ グ ラ ム乃至回折格子が形成さ れ る こ と は本発明以前 全 く 未知の こ と で あ っ た 。 即ち 、 本発明 に 用 い る平面状の版 に おい て は、 ホ ロ グ ラ ム 乃至回折格子が凹凸の形で形成 さ れて い る が、 こ の 凹凸 と は、 像 と し て表現すべ き 原稿か ら の光の波面 に相 当す る干渉縞が凹凸の形 と な っ て い る も の で あ り 、 そ の ピ ッ チ は多 く の場合 0 . 1 乃至 5 / m の範囲 に あ っ て著 し く 微細の も の で あ る 。 こ の よ う な微細 な凹凸模様が前述 し た コ イ ニ ン グ に よ り 金属素材表面 に 転写 さ れ る こ と 自 体全 く 予想外の知見で あ つ た。
[0026] 本発明 に 用 い る金属素材 は平面状で し か も そ の表面 は 可及的 に 平滑 で あ る こ と も 重要 で あ る 。 一層具体的 に は 、 金属素材 の表面 は 中心線平均 あ ら さ が Q . 5 ^ m 以 下、 特 に Q . 3 m以下で あれば、 ホ ロ グ ラ ム の寸法精度 及び再現性 に 関 し て満足すべ き 結果が得 ら れ る 。
[0027] 金属表面 に お け る 中心線平均あ ら さ ( J I S B 0 6 D 1 )は、 あ ら さ 曲線か ら そ の中心線の方向 に測定長 さ の部分を 抜 き 取 り 、 こ の抜 き 取 り 部分の中心線を X 軸、 縦倍率の 方向 を Y 軸 と し 、 あ ら さ 曲 線 を y = f ( X ) と 表 わ し た と き 、 次式 に よ っ て 求 め ら れ る 値 を マ イ ク ロ メ ー ト ル ( m ) で表わ し た も の を い う 。
[0028] R a = f ( X ) d x
[0029] L 0
[0030] 即 ち 、 中心線平均あ ら さ は、 金属表面の垂直方向の凹 凸の程度 ( 振幅の程度 ) に 関係す る も の で あ り 、 一方ホ ロ グ ラ ム の再現性は凹凸の ピ ッ チ が面方向 に 如何 に 正確 に 刻 ま れ て い る か に 依存す る も の で あ る に も か か わ ら ず、 本発明 に おいて は、 R a が 0 . 5 を超え る と 凹凸 パ タ ー ン が転写 さ れ な い部分が生 じ 、 再現性 の シ グ ナ ル ノ イ ズ比 ( s n 比) が小さ く な り 、 再生像がノ ィ ズ に埋没さ れ る傾向が あ る の に対 し て 、 R a を 0 . 5 μ m 以下 と す る こ と に よ り 、 シ グ ナ ルノ ノ イ ズ比 を実用上差 支 え な い範囲 に 向上さ せ得 る も ので あ る 。
[0031] と こ ろ で 、 鋼体か ら な る 版 を型打加工 ( ス タ ン ビ ン グ ) に使用す る と 、 接触圧力 は周辺部 に おい て最 も 大 き く 、 中心部 に向 う に従 っ て小さ く な る こ と か ら 、 こ れ に 接す る金属素材 に おいて も前記周辺部 に対応す る 部分で は塑性変形が大き く 、 前記中心部 に対応す る部分で ほ塑 性変形が小さ く 、 従っ て加工後の金属素材で は、 周辺部 程凹凸の程度が大 き く 中心部程凹凸の程度の小 さ い不均 —な ホ ロ グ ラ ム が形成さ れ る傾向が認め ら れ る 。
[0032] 本発明の好適態様に従い、 略平面状の版 と し て 、 表面 に向 け て凸で ゆ る や か な 曲面を形成 し て い る 版を使用す る と 、 版 と 金属 と の接触圧力が周辺部 に おいて も 中心部 分 に お い て も一様 と な り 、 ど の部分 に おい て も均一且つ 一様な ホ ロ グ ラ ム を金属素材表面 に形成さ せ る こ と が可 能 と な る 。
[0033] ま た、 本発明の別の態様で は、 版を薄 く し て可変形性 を持 た せ る と 共 に 、 緩衝材層 を介 し て圧介操作 を行 う こ と に よ り 、 接触圧力が接触面の どの部分 に お い て も一様 と な り 、 版の凹凸模様が金属素材 に対 し て均一 に し か も 忠実 に 転写 さ れ、 再現 さ れ る こ と に な る 。 更 に 、 金属素 材 は 如 何 に 表面が平滑 で あ る と い っ て も 、 そ の表面 に は無視 で き な い程の う ね り や 山谷が存在 す る こ と が多 い が、 後者の版 の構成 を採用 す る と 、 こ れ ら の非平滑性要因が版 に よ り 吸収緩和 さ れ、 こ れ ら の要 因 の 有 無 に か か わ ら ず 均 一 且 つ 一 様 な レ リ 一 フ 型 ホ ロ グ ラ ム ま た は レ リ ー フ 型 回折格 子 の 転写 が 可能 と な る 。
[0034] 本発明 の方法 を説明 す る た め の第 1 図 に お い て 、 撮影 工程 A に お い て 、 レ ー ザー光源 1 、 ホ ト レ ジ ス ト 感光層 2 、 原稿 3 及び反射鏡 4 を 、 原稿 3 か ら の 反射光線 と 、 反射鏡 4 か ら の参照反射光 と が同時 に ホ ト レ ジ ス ト 層 2 に 入射す る 位置関係 で配置す る 。 こ れ に よ り ホ ト レ ジ ス ト 層 2 に は 、 像 と し て 表現す べ き 原稿か ら の光の波面 に 相当 す る 干渉縞が形成 さ れ る 。 ホ 卜 レ ジ ス 卜 層 2 は 、 露 光部分が硬化す る ネ ガ型の も の で も 露光部 が溶解す る ポ ジ型の も の で あ っ て も よ い。
[0035] 現像工程 B に お い て 、 露光済 ホ ト レ ジ ス ト 層 2 ' を そ れ 自 体公知の現像処理 に 付す る 。 こ れ に よ り 未硬化の未 露光部分或 は溶解性の露光部分 5 が溶解 さ れ表面 に 凹凸 パ タ ー ン 6 を有す る ホ ト レ ジ ス 卜 版 7 が形成 さ れ る 。
[0036] ホ ト レ ジ ス ト 層 の ホ ロ グ ラ ム の作成方法 は 、 従来公知 の方法 を採用 す る こ と が で き る 。 例 え ば、 像 と し て 表現 す べ き 原稿 ( 以下単 に 原稿 と い う ) に レ ー ザー光 ( 例 え ば、 A r + レ ーザー、 4 8 8 n m、 出力 5 m W ) に 照射 し て 得 ら れ る原稿か ら の反射光 と 、 同一の光源か ら分割 し た参 照光 と を 同時 に ホ ト レ ジ ス ト を塗布 し た 乾板 に 入射 さ せ、 原稿か ら の光の波面 に相当す る干渉縞を乾板 に記録 す る こ と に よ り 、 原稿の撮影を 2 乃至 6 0 分間行 っ た後 こ れを現像 し 、 干渉縞の凹凸パ タ ー ン を得 る こ と が で き る 。
[0037] ホ ト レ ジス ト は、 通常低感度で あ る の で 、 一旦銀塩感 光材料を用 い て撮影を行い原版ホ ロ グ ラ ム を得て、 こ れ を ホ ト レ ジス ト と 密着 さ せ た後、 原版ホ ロ グ ラ ム を通 し て ホ ト レ ジス ト に露光 し て原版ホ ロ グ ラ ム の干渉縞を ホ ト レ ジス ト に複写 し、 そ の後ホ 卜 レ ジス ト を現像す る方 法も採甩 す る こ と が で き る 。
[0038] ホ ト レ ジ ス 卜 層 2 と し て は 、 光遊離反応、 光分解反 応、 光 レ ド ッ ク ス反応、 光重合反応、 光橋か け反応等 を利用 し た そ れ 自体公知の ホ ト レ ジス ト 材料、 例え ばジ ァ ゾ樹脂、 環ィヒ ポ リ イ ソ プ レ ン 系樹脂、 フ ノ 一 ル樹 脂、 ノ ボ ラ ッ ク 樹脂等を使用す る こ と が で き る 。
[0039] 金属版型の製作工程 C に お い て 、 ホ ト レ ジ ス ト 版 7 の 表面 に金属薄膜層 8 を蒸着或は無電解メ ッ キ等の手段 に よ り 形成さ せ、 こ れを電気鍀造操作 に付す る こ と に よ つ て 、 ニ ッ ケ ル ま た は ク ロ ム等の硬質金属か ら 成 る金属版 型 9 を形成さ せ る 。 こ の金属版型か ら ホ ト レ ジス ト 層 7 を機械的 に剝離す る か、 化学的 に溶解す る か し て、 金属 版型 9 のみ を取 り 出す。
[0040] 金属素材への転写工程 D に お い て 、 上側圧子 1 0 に 凹 凸パ タ ー ン 6 ' を有す る金属版型 9 を取付け、 一方下側 圧子 1 1 に金属素材 1 2 を支持 さ せ、 こ れ ら の面 に対 し 直角方向 ( 矢印方向 ) に 両者を コ イ ニ ン グ さ せ て 、 金属 素材 1 2 の表面 に レ リ ー フ 型ホ ロ グ ラ ム 6 " を形成 さ せ る 。
[0041] ま た 、 転写工程 D の好適態様 を示 す第 2 図 に お い て は、 版 9 を支持す る上側圧子 1 0 の支持面 1 3 を凸で ゅ る や か な 曲面 ( 図で は凸の程度が強調 さ れて い る ) と し て 、 接触圧力が どの部分で も一様 と な る よ う に配慮 さ れ て い る 。 曲面の形状 は、 例 え ば球面、 楕円回転面、 放物 線回転面、 双曲線回転面等の任意の二次曲線回転面で あ つ て よ レヽが、 こ の例 に 限定 さ れ ない。 ま た、 こ の 曲面の 径 ( D ) と 凸出寸法 ( P ) と の比 ( P Z D ) は、 一般 に P / Ό = 1.0 X 10 - 5乃至 5.0 X 10— 2特 に 5.0 x l O_5乃至 5.0 X 10 -2の範囲 に あ る の が よ い 。
[0042] ま た 、 本発明の最も 好適 な態様で は、 第 3 図及び第 4 図 に 示す通 り 、 変形可能な薄手の金属版型 9 a を、 緩衝 材層 1 4 を介 し て第 1 図及び第 2 図の上側圧子 1 0 に支 持 さ れ る よ う に す る 。
[0043] 例 え ば、 ホ ト レ ジス ト 原版表面 に 、 蒸着法 に よ り 金の 薄膜、 或 は無電解メ ツ キ法 に よ り 銀の薄膜を形成す る こ と に よ り 導電性を与え 、 こ の薄膜を電極 と し て通常の電 気メ ツ キ法 に よ り ニ ッ ケ ルメ ツ キ、 ク ロ ム メ ツ キ等の金 属メ ツ キ層 を ホ ト レ ジ ス ト 原版表面 に 形成 さ せ る 。 版の 厚み は、 2 5 乃至 2 0 0 μ πι 、 特 に 3 0 乃至 1 0 0 m の範囲が適当で あ る 。
[0044] 緩衝 材 と し て は 、 圧縮弾性率が 1 X 106 P a 乃至 1 X lO^Pa 特 に 1 x l06Pa 乃至 1 x l09Pa の範囲 に あ り 、 弾性限界が高 く て 、 復原力の大 き い任意の材料、 例 え ば ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 ボ リ エ ス テ ル 、 ポ リ ア ミ ド 、 ポ リ 塩化 ビ ニ ル等の各種ブ ラ ス チ ッ ク や、 天然又は合成の各種ゴ ム 等が使用 さ れ、 そ の厚みは 1 0 /u m乃至 2 0 0 m 特 に 3 0 m乃至 1 0 0 // m の範囲 に あ る のが よ レヽ 。
[0045] ホ ロ グ ラ ム が転写さ れ る べ き 金属表面は、 R a が前述 し た範囲内 に あ る も の で あればよ く 、 ま た版の凹凸のパ タ ー ン を再現性よ く 転写す る こ と 及び金属版型の寿命を 考慮す る と 、 転写 さ れ る べ き 金属表面の硬度 が金属版 型表面 の硬度 よ り 低い こ と が 必要で あ る 。 材料 と し て は、 一般 に は表面の ビ ッ カ ーズ硬度が 3 0 0 以下、 特 に 2 0 0 以下で あ る も のが好 ま し く 、 例え ば、 純 ア ル ミ 二 ゥ ム ゃ ア ル ミ ニ ウ ム合金単独か ら成る も の を使用 し得る 他、 表面 に軟質金属を メ ツ キ処理 し た鋼板類、 例え ば、 ブ リ キ、 ア ル ミ メ ツ キ鋼板、 鍚ニ ッ ケ ル メ ツ キ鋼板等を 使用 で き る 。
[0046] ま た、 金属素材 と し て は、 上述 し た金属板の他 に 、 表 面が金属か ら成る と い う 条件下で、 金属板 と 他の材料、 例 え ば各種ブ ラ ス チ ッ ク と の稹層体も 用い る こ と がで き る 。
[0047] コ イ ニ ン グ に 用 い る 圧力 は 、 版 の模様 が金属素材表 面 に レ リ ー フ 型 ホ ロ グ ラ ム と し て 転写 さ れ る よ う な も の で あ り 、 一般 に 5 乃至 5 0 k g f / m m 2 、 特 に 1 0 乃至 3 0 k g f / m m 2 の圧力 が適当 で あ る 。 圧介の 際の温度 は 室 温 で十分で あ る が、 所望 に よ り 加温 し た り 或 は冷却 し た り す る こ と も で き る 。 .
[0048] 本発明 に お い て は 、 上記の如 く し て 形成 さ れ た レ リ ー フ 型 ホ ロ グ ラ ム を表面 に 有す る 金属素材 は 、 例 え ば絞 り 加工等 を施 し て も ホ ロ グ ラ ム が失わ れ な レヽ こ と か ら 、 こ れ を 用 い て そ れ 自 体公知の各種加工 を施す こ と に よ り 、 絞 り 成形缶、 絞 り - し ご き 成形缶、 ブ リ キ製溶接缶、 ハ ン ダ缶、 接着缶等の金属容器 と さ れ る 。 ホ ロ グ ラ ム の転 写部位 は、 缶胴、 缶底等の容器本体や容器蓋等の何れ で ち ょ レヽ 。
[0049] ま た ホ ロ グ ラ ム の転写 は 、 側面継 目 缶の場合 に は 、 継 目 成形前の平板の状態 で も 、 或 は継 目 成形後、 底 を巻締 め或 は巻締め な い状態で も 行 う こ と が で き る し 、 絞 り 缶 や絞 り し ご き 缶の場合 は 、 成形前の平板 の状態、 或 は成 形後の カ ッ プ の状態 で も 行 う こ と が で き る し 、 更 に 容器 蓋の場合 は 、 蓋成形前の平板の状態、 或 は成形後の蓋 の 状態 で も 行 う こ と が で き る 。
[0050] 本発明 に お い て は 、 金属表面 に ホ ロ グ ラ ム を転写 さ せ た 後 に 、 該表面 に 透明樹脂保護層 を形成 さ せ る こ と も で き る 。 塗料 と し て 用 レヽ る こ と が で き る の は 、 こ れ に 限定 さ れ な い が、 熱硬化性樹脂塗料、 例 え ば、 フ ユ ノ ー ル - ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹 脂 、 フ ラ ン — ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹 脂、 キ シ レ ン 一 ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 ケ ト ン 一 ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 尿素一ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 メ ラ ミ ン ー ホ ル ム ア ル デ ヒ ド樹脂、 ア ル キ ッ ド 樹脂、 不飽和ポ リ エ テ ル樹脂、 エ ポ キ シ樹脂、 ビ ス マ レ イ ミ ド 樹脂、 ト リ ア リ ル シ ア ネ レ ー ト 樹脂、 熱硬化型 ア ク リ ル樹脂、 シ リ コ 一 ン樹脂、 油性樹脂、 或は熱可塑性樹脂塗料、 例 え ば、 塩化 ビニル - 酢酸ビ ニ ル共重合体、 塩化 ビ二ル -酢 酸ビ ニ ル共重合体部分ゲ ン化物、 塩化ビ ニ ル - マ レ イ ン 酸共重合体、 塩化ビ ニ ル - マ レ イ ン 酸 - 酢酸ビ ニ ル共重 合体、 ア ク リ ル重合体、 飽和ポ リ エ ス テ ル樹脂等を挙げ る こ と がで き る 。 こ れ ら の樹脂塗料は单独で も 2 種以上 の組合せ で も使用 さ れ る 。
[0051] こ の際、 形成さ れ る膜厚は 1 乃至 1 5 ^ m、 特 に 3 乃 至 1 O ^ m で あ る こ と が好ま し い。 上記範囲よ り も厚い と ホ ロ グ ラ ム が鮮明 に 見え な く な る お そ れがあ り 、 ま た 上記範囲 よ り も薄い と 保護層 と し て の機能を果た さ な く な る お そ れがあ る 。 塗布の方法 と し て ほ、 ス プ レ ー法、 ロ ー ル法等従来公知の方法に よ り 施す こ と がで き る 。 塗 膜の焼付け は 1 6 0 乃至 2 1 O t の温度で 5 乃至 1 5 分 間行 う こ と が好 ま し い。
[0052] 上述 し た方法 に よ れば、 凹凸の形で ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れて い る 平面状の版 と 、 平滑な表面を有す る平面状の 金属素材 と を、 面 に対 し て直角方向 に圧介さ せ る こ と に よ り 、 金属表面 に 、 凹凸模様の寸法精度や再現性 に優れ し か も該模様の強度や耐久性 に も 優れ た レ リ ー フ 型ホ ロ グ ラ ム を高い生産性を も っ て容易 に形成す る こ と が可能 と な っ た 。
[0053] ま た表面 に 向 け て凸で ゆ る や か な 曲面を形成 し て レヽ る 版や、 薄い版が緩衝材の層を介 し て設け ら れて い る も の を 用 い る こ と に よ り 、 版 と 金属素材 と の接触圧力が ど の 部分で も一様 と な り 、 均一且つ一様 な ホ ロ グ ラ ム を金属 素材表面 に形成さ せ る こ と が可能 と な っ た 。 ま た 、 後者 の場合 に は金属素材 に 非平滑性要因があ っ て も 、 こ れ を 吸収緩和 し て一様 な レ リ ー フ 型ホ ロ グ ラ ム の形成が可能 と な っ た 。
[0054] ま た 、 こ の様 に し て金属容器表面 に 形成 さ れて い る ホ ロ グ ラ ム は、 容器形状の歪 に よ る像の変形を利用 し て 、 容器内圧変化の検出 に利用す る こ と も で き る 。
[0055] ま た本発明 に おい て は、 上述 し た製法 に お い て 、 ホ ロ グ ラ ム の凹凸パ タ ー ン を有す る金属版型 9 の代わ り に 、 回折格子の凹凸パ タ ー ン を有す る 金属版型を 用 い る こ と に よ り 、 容器表面 に レ リ ー フ型回折格子が形成 さ れ た金 属容器が得 ら れ る 。 こ の容器表面 に 形成 さ れ た レ リ ー フ 型回折格子は、 容器内部圧力表示機能を有す る も の で あ る 。
[0056] レ ーザー光を 用 い、 試料格子の微小歪を検出す る 方法 は、 モ ア レ干渉法 と し て知 ら れ て レヽ る (例え ば 「 レ ーザ 一を 用 い た モ ア レ干渉法 に よ る微小歪測定」 日 本機会学 会論文集 5 3 巻 4 9 6 号、 論文 N o . 8 7 - 0 3 3 3 ) 。
[0057] こ の方法は、 試料表面 に ピ ッ チ d の回折格子を貼 り 付 け、 こ の格子面 に入射角 α , — α で波長 λ の レ ーザー光 を入射さ せ、 入射角 c を次式
[0058] s i n cx = n / ά
[0059] を満足す る よ う に選ぶ。 η は回折の次数で あ る 。 こ の と き 、 2 つ の入射光の回折光は共 に 回折格子の面 に平行な 波面を持つ。 こ の回折格子が歪む と 、 2 つの回折光の回 折角度 に僅か に ずれを生 じ、 干渉縞が生 じ る の で 、 こ の 干渉縞を観察す る こ と に よ っ て試料の変形を検出す る も の で あ る 。
[0060] 即 ち 、 前述 し た レ リ ー フ型回折格子を有す る金属容器 に おい て 、 該回折格子の ピ ッ チ d に対 し て、 容器の内圧 が基準値 に あ る時 に 、 前記式を満足す る様 に レ ーザー光 の入射角 α 及び波長 ん を設定すればよ い。 こ れ に よ つ て 基準内圧のずれが、 そ れ に よ つ て生ず る 回折格子の歪を 光学的 に検知す る こ と に よ っ て検出 さ れ る 。
[0061] こ の容器内圧の監視を好適 に行な う た めの装置を示す 第 6 図 に おいて、 2 0 は 内圧変化を検出すべ き 容器で あ り 、 容器 2 0 の底部 に は前述 し た方法 に よ っ て形成さ れ た回折格子 2 1 が設け ら れて い る 。 こ の例 に おい て は、 容器 2 0 は ツ ー ピ ー ス缶 と な っ て レヽ る 。 回折格子 2 1 は、 缶 i に形成さ れて い て も よ いが、 こ の場合 に は検出 の時 に位置合わせ が必要 と な る ので、 一般 に は缶底あ る い は容器蓋 に形成さ れて い る こ と が好適で あ る 。
[0062] こ の第 6 図の装置 に お い て 、 前記容器 2 0 は、 検出孔 2 2 を有す る 合 2 3 上 に載置さ れ る 。 ま た合 2 3 の下方 に ほ 、 レ ーザー光源 2 4 、 ビーム ス ブ リ ツ タ 2 5 及 び ミ ラ ー 2 6 , 2 6 ' か ら成る光学系並び に光検出素子 2 7 が設け ら れ て レ、 る 。 即ち 、 レーザ一光源 2 4 か ら の レー ザ光 は ビーム ス プ リ ッ タ 2 5 で分割 さ れ、 ミ ラ ー 2 6 , 2 6 ' に よ っ て 互 い に 反対方向か ら 同 じ 角度 で 検出孔 2 2 を通 っ て容器 2 0 の底部 に設け ら れて い る 回折格子 2 1 に入射さ れる 。 回折格子 2 1 か ら の回折光は光検出 素子 2 7 に入射す る 。
[0063] 例え ば、 光源 と し て H e— N eガス レ ーザー の波長 6328 A を用 い 、 回折格子 と し て 9 0 0 本 Zmmの も の を形成 し 、 回折角 を 34.7' と し た と き 、 光検出素子 の 視野 に 入 る 干渉縞 の本数の 1 本 の変化 は 、 内圧約 l mmHgに 対応 し た 。 こ の 程 度 の 内圧変 化 に よ る 格子 の 面 内歪 量 は 、 10 - 3〜 10 - 5で あ り 、 回折角 の変化 も こ れ に 比例 し て い る 。 打検法等の従来の方法 に よ る と 、 容器内の 内圧変化 が 1 0 ramHg程度 に な ら な い と 検出で き な い が、 上記の方 法 に よ れば、 1 ffl m H gの様 に極め て小 さ い内圧変化の検出 も可能 と な る も の で あ る。
[0064] こ の検出 は、 回折格子の格子線の方向 に 直角 な方向か ら の光入射が必要で あ り 、 対称な入射光を作 り 出す た め の ミ ラ ー 2 6 , 2 6 ' が格子線 に 垂直 な面内 に 対象 に配 置 さ れ る 必要があ る が、 合 2 3 あ る い は光学系を回転す る か、 光学系を回転対称 に 構成す る等の方法 に よ っ て 、 格子方向 に こ だわ ら な い検出が可能 に な る 。
[0065] 第 7 図 に 示す検出光学系 に お い て は 、 レ ー ザ ー光源 2 4 か ら の レ ーザー光は缶 2 0 の底面の回折格子 2 1 に 1
[0066] 垂直 に入射す る 。 次数が同 じ で符合の異な る 2 つの回折 光、 例え ば ± 1 次回折光は、 円錐型の ミ ラ ー 3 0 で 2 回 反射 さ れ、 各 々 時計回 り 及び反時計回 り の光路 を進ん で、 最初の入射位置 と 同 じ位置 に再び入射 し、 対称入射 光 と な る 。 こ の入射光に 対す る 回折光を ミ ラ ー 3 1 で反 射さ せ て光検出素子 2 7 で検出す る 。 こ の検出光学茶の 光学配置 は 、 回折格子線の 向 き に 関係 な く 成立す る の で、 回折格子の方向 に こ だ わ ら な い検出を高速で行 う こ と が出来 る 。
[0067] 上記の様 に 、 回折格子を金属容器の一部、 特 に底部 に 形成 し て お く こ と に よ り 、 い つ で も 、 ど こ で も 、 簡単 に 容器内圧力の変化を検出す る こ と が出来る 。 し か も 、 基 準値か ら のずれだ け を検出す る の で、 基準値が正圧、 負 圧いずれで も よ く 、 小売店等 に おい て も 、 店頭に検出装 置を 1 合備え て置 く こ と に よ り 、 各種の容器の内圧変化 を簡単 に監視で き る と い う 顕著な効果を奏す る 。
[0068] ま た、 容器 に 内容物を充塡 し て か ら 出荷す る ま での間 に お い て も 、 基準値 と 異な る容器内圧を持 っ た容器を検 知 し 、 何等か の方法 で こ の容器 を 排出 す る こ と が で き る 。
[0069] 実施例
[0070] 実施例 1
[0071] ピ ッ チ が 0 . 4 〜 5 m に わ た つ て 分布 し 、 搆深 さ が 1 m の凹凸縞の形で ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れて い る厚さ 5 0 / m の ニ ッ ケ ル版を、 ロ ッ ク ウ ェ ル硬度 6 0 に調質 し表面 に 硬質ク ロ ム メ ツ キ を施 し た工具鋼か ら な る 平面 度 0.1 β m , max 0.01 ^ m の平面 を有す る 支持具 に 取 り 付 け て 直径 2 0 mmの 円形断面形状 を有す る 転写用上型 を製作 し た 。 こ の上型 と 、 口 、ソ ク ウ ヱ ル硬度 6 0 に 調質 し 表面 に 硬質 ク ロ ム メ ツ キ を 施 し た 工具鋼 か ら な る 平 面度 0 . 1 n m , R max 0 .01 / m の 平面 を 有 す る 下型 を ブ レ ス 装置 に 取 り 付 け 、 厚 さ 0 .32mm、 中 心線平均粗 さ 0. 1 μ. m , ビ ッ カ ー ス 硬度 9 5 の ア ル ミ ニ ウ ム 合金板 ( J IS Α 3004 Ρ) を上下型間 に 置い て 、 9 ton の押圧力 で 版 と ア ル ミ ニ ウ ム 合金板 を圧介 さ せ た と こ ろ 、 表 1 に 示 す よ う に 、 版型の全領域 に わ た っ て ホ ロ グ ラ ム が良好 に 転写 さ れ た 。 転写 さ れ た ホ ロ グ ラ ム の搆深 さ を触針式粗 さ 計 で測定 し た と こ ろ 、 溝深 さ は連続的 に 変化 し 、 転写 領 域 の 外 縁部 で は 1 m 、 中 心部 で は 0 .2 ^ m で あ つ た 。
[0072] 次 い で 、 こ の ア ル ミ ニ ウ ム 合金板 を 用 い て 、 常法の 絞 り 深絞 り 成形 を行 な い カ ッ プ状容器 を得 た 。 こ の容器外 面 に 形成 さ れ た ホ ロ グ ラ ム か ら 満足 す べ き 像 が 得 ら れ た 。
[0073] 実施例 2
[0074] 上型支持具の表面形状が 2 0 0 0 mmの球面形状 で あ る ほ か は実施例 1 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 版型 の全領域 に わ た っ て ホ ロ グ ラ ム が 良好 に 転写 さ れ た 。 転写 さ れ た ホ ロ グ ラ ム の 搆 深 さ は 転写領域 の 全部 に わ た っ て 均一 に 1 で あ つ た 。
[0075] 次い で実施例 1 と 同様 に し て カ ッ プ状容器 を作成 し た と こ ろ 、 容器外面 に 形成 さ れ た ホ ロ グ ラ ム か ら 満足すベ き 像が得 ら れ た 。
[0076] 実施例 3
[0077] ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ て い る 二 、ソ ケ ル版を厚 さ 5 0 : m の ゴ ム 製緩衝材を介 し て上型支持具 に 取 り 付 け る 他 は実 施例 1 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 版型の全領域 に わ た っ て ホ ロ グ ラ ム が良 好 に 転写 さ れ た 。 転写 さ れ た ホ ロ グ ラ ム の搆深 さ は転写 領域の外縁部 で は 0 . 9 m , 中心部 で は 0 . 6 m で あ つ た 。
[0078] 実施例 1 と 同様 に し て カ ッ プ 状容器 を 作 成 し た と こ ろ 、 容器外面 の ホ ロ グ ラ ム か ら 満足 す べ き 像 が得 ら れ た 。
[0079] 実施例 4
[0080] ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ て い る ニ ッ ケ ル版 を厚 さ 5 0 μ m の ゴ ム 製緩衝材を介 し て上型支持具 に 取 り 付 け る 他 は実 施例 2 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 版型の全領域 に わ た っ て ホ ロ グ ラ ム が良 好 に 転写 さ れ た 。 転写 さ れ た ホ ロ グ ラ ム の搆深 さ は転写 領域の全部 に わ た っ て均一 に 0 . 9 で あ っ た 。
[0081] 実 施例 1 と 同様 に し て カ ッ プ 状容器 を 作 成 し た と こ ろ 、 容器 外 面 の ホ ロ グ ラ ム か ら 満足 す べ き 像 が得 ら れ た 。 実施例 5
[0082] 被転写材の表面 に 表面粗 さ 測定の カ ツ 卜 オ フ 値 よ り 長 い周期約 1 m ni、 高 さ 約 2 ^ m の う ね り を有す る 他 は実施 例 3 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 版型の全領域 に わ た っ て ホ ロ グ ラ ム が良好 に 転写 さ れ た 。 転写 さ れ た ホ ロ グ ラ ム の溝深 さ は転写領 域 の 外 緑部 で は 0 . 9 μ m 、 中 心部 で は 0 . 6 ^ m で あ つ た 。
[0083] 次い で 、 こ の 円板状の ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ て い る 面 に 透明樹脂 を保護層 と し て施 こ し 、 実施例 1 と 同様 に 力 ツ ブ状容器 を作成 し た と こ ろ 、 容器の外面 に 形成 さ れ た ホ ロ グ ラ ム か ら 満足すべ き 像が得 ら れ た 。
[0084] 実施例 6
[0085] 被転写材が厚 さ 0 . 2 4 m m、 錫 メ ツ キ悬 2 . 8 g / m 2 ( 片面当 た り ) 、 中心線平均粗 さ Q . 0 8 μ m 、 ビ ッ カ ー ス 硬度 9 5 の錫 メ ツ キ鋼板 で あ る 他 は実施例 1 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 版型の全領 域 に わ た っ て ホ ロ グ ラ ム が良好 に 転写 さ れ た 。 転写 さ れ た ホ ロ グ ラ ム の搆溁 さ は転写領域の 外縁部 で は 1 μ m 、 中心部 で は 0 . 2 ^ m で あ っ た 。
[0086] 次 い で、 こ の板の ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ た 側 に 透明樹 脂 を保護層 と し て 施 こ し 、 こ れ を 用 い て 公知の方法 に よ り 円筒状溶接缶胴 を作成 し た 後、 両端開 口 部 を フ ラ ン ジ 加工 し 、 一方の フ ラ ン ジ部 に 錫 メ ツ キ鋼板 よ り 成 る 蓋 を 2 重巻締 し て 缶体 と し た 。 得 ら れ た缶体の外表面 に 形成 さ れ た ホ ロ グ ラ ム か ら満 足す べ き 像が得 ら れ た 。
[0087] 比較例 1
[0088] 押圧力 が 1 t o n で あ る 他 は実施例 1 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 版の接触 し た 外縁部 に は ホ ロ グ ラ ム が転写 さ れ た が中心部の直径 8 m m内の領域で は転写 さ れ なか っ た 。 転写 さ れ た ホ ロ グ ラ ム の搆溁さ は最大で も 0 . 2 で あ っ た 。
[0089] 比較例 2
[0090] 押圧力 が 2 0 1 0 n で あ る 他 は実施例 1 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に示す よ う に 、 直径版 型の形状 に 対応す る 凹み は形成 さ れ た が、 ホ ロ グ ラ ム は 転写 さ れ な か っ た 。 ま た押圧 に よ る 被転写材の反 り が起 こ り 板材の品質が劣化 し た 。
[0091] 比較例 3
[0092] 上型支持具の表面形状が半径 5 0 0 m mの球面形状で あ る ほ か は実施例 1 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 ホ ロ グ ラ ム は直径 1 6 m mの範 囲 に し か転写 さ れ な か っ た 。 ま た押圧 に よ る 被転写材の 反 り が起 こ り 板材の品質が劣化 し た 。
[0093] 比較例 4
[0094] ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ て レヽ る ニ ッ ケ ル版の厚 さ が 2 0 で あ る 他 は実施例 2 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示 す よ う に 、 押圧 に よ っ て 版 が破 れ、 ホ ロ グ ラ ム は転写 さ れ な か っ た 。 比較例 5
[0095] ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ て い る ニ ッ ケ ル版の厚 さ が 2 5 0 μ ηι で あ る 他 は実施例 2 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示 す よ う に 、 押圧 に よ っ て 版 が破 れ、 ホ ロ グ ラ ム は転写 さ れ な か っ た 。
[0096] 比較例 6
[0097] ホ ロ グ ラ ム が形成 さ れ て レヽ る ニ ッ ケ ル版の厚 さ が 3 0 0 m の ゴ ム 製緩衝材 を介 し て 上型支持具 に 取 り 付 け る 他 は実施例 2 と 同様 に し て ホ ロ グ ラ ム を転写 し た と こ ろ 、 表 1 に 示す よ う に 、 緩衝材の変形 に よ っ て 押圧力 が吸収 さ れ、 ホ ロ グ ラ ム は転写 さ れ な か っ た 。
[0098] 表 l ホログラムの転写結果
[0099] 実施例 7
[0100] 厚さ 0.32mmの ア ル ミ ニ ウ ム合金板 (JI S A 3004 P ) を直 径 1 4 8 m の円板 に打ち抜い た後、 常法 に よ り 絞 り し ご き 成形、 洗诤、 ト リ ミ ン グ を 行 い 、 高 さ 123 mm 、 内径 6 6 mmの カ ッ プ状を作成 し た。 得 ら れ た成形体の外面側 表面 の 中心線平均粗 さ は Q . Q 5 m 、 ビ ッ カ ー ス 硬度 は 9 5 で あ っ た。
[0101] 次い で、 こ の カ ッ プ状成形体の外表面の一部 を、 ホ ロ グ ラ ム転写工具表面 に 8 0 kg/cin の線圧で押 し 当 て る こ と に よ り 、 ホ ロ グ ラ ム を転写さ せ た。 そ の後、 こ の ホ ロ グ ラ ム形成部 に は、 塗料お よ びイ ン ク を転写さ せ ない こ と を 除 い て は常法 に よ り 力 ッ ブ状成形体 の 外面側 に 塗 装、 印刷を行 っ た。 更 に 、 こ の カ ッ プ状成形体の外面側 全体 に エ ポ キ シ系透明樹脂 を 5 m の厚 さ で塗布 し 、 1 7 5 で で 1 0 分間焼 き 付 け を行い保護層 と し た。
[0102] 成形体外面 に形成 さ れた ホ ロ グ ラ ム か ら 、 満足すべ き 像が得 ら れ た。
[0103] 実施例 8
[0104] 実施例 1 に 即 し て 、 ア ル ミ ニ ウ ム の ブ ラ ン ク ( 板厚 0.22 mm) に 、 回折格子が表面 に核設さ れて い る 転写工具 を コ イ ニ ン グ し て回折格子を形成 し た。
[0105] こ の ア ル ミ ニ ウ ム ブ ラ ン ク を 用 い て 、 こ の回折格子面 が底部中央 に位置す る様 に し て常法の絞 り し ご き 加工を 行 な い、 2 ビー ス缶胴を作成 し た。 こ の時、 底部 は半径 5 5 m mの ド ーム形状 に し た 。 ま た回折格子の ピ ッ チ は こ の缶胴 に 4.0kgi/cm2の内圧がかか つ た と き 9 0 0 本 Z mm と な る よ う に設定 し た。
[0106] こ の缶胴 に 4.0 土 5 .0kgf/cm2の内圧で炭酸飲料を充塡 し、 缶蓋を巻締め、 2 ピ ー ス缶を製作 し た 。 先 に記載 し た光学系を用 い て 34.7。 の角度で He— Neレ ーザー光を入 射 し、 圧力変動で発生す る モ ア レ縞を C C D カ メ ラ で撮 影 し た。 観測視野内の モ ア レ縞の本数を計測 し、 歪ゲー ジ式圧力変換器で測定 し た缶の 自 生圧 と 対比 し た結果、 0. lkgf/cm2の精度で一致す る こ と を確認 し た。 こ の測定 で は、 H e— N eレ ーザー光の照射か ら 自 生圧の測定 ま での 処理を、 5 m · s e c の間 に行 う こ と が出来 た。
[0107] 実施例 9
[0108] 実施例 1 に 即 し て 、 ア ル ミ ニ ウ ム の ブ ラ ン ク ( 板圧 0.23mm) に 、 実施例 4 に記載 し た転写工具を コ イ ニ ン グ し て 回折格子を形成 し た。 こ の ア ル ミ ニ ウ ム ブ ラ ン ク を 用 い て 、 こ の回折格子面が上面中央部 に位置す る よ う に し て常法 に よ り 口径 2 8 m m の硝子ビ ン 用 キ ャ ッ プを作 成 し た。
[0109] 硝子 ビ 二 に 果汁飲料 を 8 0 *C 、 ヘ ッ ド ス ペ ー ス 2 0 m J2 、 で充塡 し、 た だ ち に ア ル ミ 製キ ャ ッ プ を荷重 200 k sで卷 き 締め て果汁飲料入 り 硝子ビ ン容器を作成 し た。 こ の容器 は内部の空気の収縮 に よ り 4 0 0 ± 5 O ramHgの 減圧状態 に な る 。 回折格子の ピ ッ チ ほ、 減圧度が 4 0 0 mmHgの と き に 9 0 0 本 mmと な る よ う に設定 し た。 先 に 記載 し た光学系を 用 い て こ の硝子ビ ン容器の容器内圧 に よ っ て生 じ る モ ア レ縞を C D D カ メ ラ で撮影 し て モ ア レ 縞の ビ ッ テ ィ を測定 し 、 歪みゲー ジ式圧力変換器で測定 し た容器の減圧度 と 比較 し た結果、 1 O inmHgの精度で容 器の減圧度を測定で き た。
[0110] 実施例 1 0
[0111] 実施例 1 に即 し て 、 板厚 Q .19 m m、 錫メ ツ キ量片面当 た り 、 2 .8g/cm2、 中心線平均粗 さ Q · 08 m 、 ピ ツ カ 一ス硬 度 9 5 の錫メ ツ キ鋼板 に 、 実施例 4 に記載 し た転写工具 を コ イ ニ ン グ し て回折格子を形成 し た 。 こ の錫メ ツ キ鋼 板を 用 い て 、 こ の回折格子面が上面中央部 に 位置す る よ う に し て常法 に よ り 直径 5 0 mmの缶蓋を製作 し た。
[0112] ス チール製缶胴 に ア ル ミ 製缶蓋を巻締め た後、 内部の 空気の収縮 に よ り 室温で約 2 2 0 土 2 O mmHgの減圧状態 に な る よ う に コ ー ヒ ー飲料を 7 5 で で充填 し 、 た だ ち に こ の錫メ ツ キ鋼板製蓋を巻締め て 3 ビース缶を 1 0 0 0 缶製作 し た。 回折格子の ピ ッ チ は、 減圧度が 2 2 O mmHg の と き に 9 0 0 本ノ mmと な る よ う に 設定 し た。
[0113] 先 に記載 し た光学系、 画像処理判断装置、 排出機構 と コ ン ベ ヤ ーか ら な る 内圧不良缶排出装置を製作 し て 、 減 圧度 1 5 0 mmHg以下の缶を不良缶 と し て排出す る条件で 上記の 3 ビ ー ス缶を検査 し た と こ ろ 、 1 0 0 0 缶中 5 缶 が不良缶 と し て排出 さ れ た 。 排出 さ れ た不良缶の 内圧を 歪みゲー ジ式圧力変換器を 用 い て測定 し た と こ ろ 、 各々 0 、 1 3 2 、 8 9 、 1 3 8 、 1 1 2 mmHgで あ っ た 。 一 方、 良好 と 判定 さ れ た缶の 内圧を同様 に し て測定 し た と 6 こ ろ 、 1 6 4 mmHgか ら 2 4 8 mmHgの間 に 分布 し た 。
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . 金属容器の表面の少 な く と も 一部 に コ イ ニ ン グ に よ り 形成 さ れ た レ リ ー フ 型 ホ ロ グ ラ ム ま た は レ リ ー フ 型回折格子が形成 さ れ て い る こ と を 特徴 と す る 金属容 器。
2 . レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム ま た は レ リ ー フ 型回折格子 が 0 . 1 乃至 5 μ πι の ピ ッ チの凹凸を有す る も の で あ る 請 求の範囲 1 記載の金属容器。
3 . 金属容器 の 表面 が ビ ツ カ ー ス 硬度 3 0 0 以下 の 軟質金属 で形成 さ れ て い る 請求 の範囲 1 記載 の 金属容 器。
4 . レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム ま た は レ リ ー フ 型回折格子 が中心線平均あ ら さ が 5 u m以下の平滑 な金属素材 に ホ ロ グ ラ ム或い は回折格子形成用版を圧介 し コ イ ニ ン グ さ せ る こ と に よ り 形成 さ れ た も の で あ る請求の範囲 1 記 載の金属容器。
5 . 金属容器が絞 り 成形缶で あ る 請求の範囲 1 記載の
ο
6 . 金属容器が絞 り - し ご き 溶接缶で あ る請求 の範囲 1 記載の金属容器。
7 . 金属容器が ブ リ キ製溶接缶で あ る請求の範囲 1 記 載の金属容器。
8 . レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム 或い は レ リ ー フ 型回折格子 が容器胴部側壁の少な く と も 一部 に形成 さ れ て い る 請求 の範囲 1 記載の金属容器。
9 . レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム或い は レ リ ー フ 型回折格子 が容器の蓋面或い は底面の少な く と も 一部 に形成さ れて い る請求の範囲 1 記載の金属容器。
1 0 . 容器表面の少な く と も一部 に レ リ ー フ型回折格 子を設け た 内部圧力表示容器。
1 1 . 凹凸の形で ホ ロ グ ラ ム ま た は回折格子が形成さ れて い る 略平面状の版 と 、 平滑な表面を有す る 金属素材 と を面 に対 し て直角方向に コ イ ニ ン グ さ せ、 該金属素材 の塑性変形 に よ り そ の表面 に レ リ ー フ 型 ホ ロ グ ラ ム乃至 レ リ ー フ 型回折格子を転写さ せ る こ と を特徴 と す る金属 容器の製法。
1 2 . 略平面状の版が表面 に向け て凸で ゆ る やか な曲 面を形成 し て い る請求の範囲 1 1 記載の製法。
1 3 . 凹凸の形で ホ ロ グ ラ ム ま た は回折格子が形成さ れ て い る 略平面状 の薄い 版 を緩衝材の層 を 介 し て 支持 し 、 こ の版 と 、 平滑な表面を有す る金属素材 と を面 に 対 し て直角方向 に圧介さ せ、 該金属素材の塑性変形 に よ り そ の表面 に レ リ ー フ型ホ ロ グ ラ ム乃至 レ リ ー フ型回折格 子を転写さ せ る こ と を特徴 と す る金属容器の製法。
1 4 . 容器内圧の変化 に よ る容器表面 に 設 け ら れ た回 折格子の歪を、 回折格子の回折角 の変化 と し て光学的 に 検知す る こ と を特徴 と す る容器内圧の監視方法。
1 5 . 表面 に 回折格子を設け た容器を載置す る 検出孔 を有す る 台、 該台の下 に配設さ れ、 検出孔 に対 し て対称 な入射光を生 じ さ せ る レ ーザー光源を含む光学系、 容器 上の回折格子か ら の回折光を検出す る光検出素子か ら な る こ と を特徴 と す る容器内圧の監視装置。
1 6 . 上記対称な入射光を生 じ さ せ る 光学茶は、 円錐 形 ミ ラ 一を含む こ と を特徴 と す る請求の範囲 1 5 の容器 内圧の監視装置。
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